『ドクターマーチン』を履いて豪雪地帯へ行ってきました。今回のブログはとてもシンプルな内容です。
『ドクターマーチン』は雪道で履いても大丈夫なのか。それを確かめるために実際に豪雪地帯へ行き、『ドクターマーチン』の履き心地を試してきました。
その報告をしていきたいと思います。
ドクターマーチンの雪道性能を試しに豪雪地域へ
さて、よく聞かれるのが『ドクターマーチン』を雪道で履いても大丈夫かどうかです。これには2つの疑問があると思います。
まず1つ目に“雪道で履いても安全なのかどうか”。もうひとつは“雪道で履いたときに水が染みてこないのかどうか”。
これを確かめるために豪雪地帯へ実際に訪れ、『ドクターマーチン』を履いて散策してきました。
今回の記事ではその様子をまとめていきたいと思います。
ドクターマーチンを知らない人のために解説
実際に『ドクターマーチン』を雪の中で履いてみた感想を述べる前に、『ドクターマーチン』をまだ知らない人のために簡単に解説していこうと思います。
それぞれ関連する記事についてもリンクを載せておくので、興味がある場合はぜひ読んでみてくださいね。
イギリス生まれのワークブーツがルーツ
『ドクターマーチン』のルーツはイギリスのワークブーツです。正確にはまだそのブーツは現役で生産されているのですが。『ドクターマーチン』は1960年にイギリスで誕生しました。
その機能性とデザイン性が評価され、最初は労働者たちに、その後は若者やアーティストやファッショニスタ達へと広がっていき、現在では全世界中で愛されるブランドになっています。
『ドクターマーチン』の歴史については上の記事で解説しているので、ぜひ確認してみてくださいね。
安く、歩きやすく、高性能な革靴
『ドクターマーチン』の価格は、定番のモデルがおよそ25,000円から30,000円程度と本格的なブーツの中では比較的安い価格で購入することができます。しかしその歩き心地は折り紙付きです。
そもそも『ドクターマーチン』が人気になった理由は空気が入ったソールの影響が大きいのです。このソールは、1960年には『ドクターマーチン』に採用されており、ナイキのエアマックスよりも先に空気入りのソールを実用化したブランドでもあります。
またブーツ自体の性能も高く、労働者のニーズに応えた高い耐久性と滑りにくいソール、さらに製法もソールの交換が容易で長く履ける作りになっています。
筆者のドクターマーチンと雪道の思い出
筆者が『ドクターマーチン』と出会ったのは大学生の頃。通学の時によく履いていました。
筆者は東北の大学に通っていました。日本の東北は世界でも有数の豪雪地域です。そんな中で『ドクターマーチン』をよく履いていましたが、足に水が染み込むことも滑って転ぶこともありませんでした。
『ドクターマーチン』は雪道に強い。
今回はそれを証明するべく、ドクターマーチンを履いて豪雪地域へ散策に出かけることにしました。
ドクターマーチンで豪雪地域に行ってみた
それでは今回のブログ記事の本題に入って行きましょう。『ドクターマーチン』を履いて豪雪地域へ行ってきました。
今回の相棒は「ドクターマーチン 1460 8ホール」。靴紐を通す穴が8つ付いたブーツです。
このブーツであれば、きっと雪をものともせず快適な散策が楽しめることでしょう。
高冷地、豪雪地帯の猪苗代町(いなわしろまち)へ
さて、今回散策へ向かったのは、高冷地であり、そして豪雪地帯に指定されている福島県の猪苗代町です。
福島県の中央に近い場所に位置しており、日本で4番目に大きな湖である猪苗代湖を有する町です。
ひとまずはこの猪苗代湖を目的地として出かけることとします。
猪苗代湖の周辺を散策しながらドクターマーチンの性能をチェックです!
腹ごしらえと大きな氷柱(つらら)
無事に猪苗代町へ到着しましたが、時間は既に昼の12時を過ぎていました。『ドクターマーチン』の性能、評価する前にまずは腹ごしらえ。猪苗代町にあるカフェオヤジというカフェ(そりゃそうだ)へ。ここで昼食を食べます。
ここで寒さを実感する出来事がありました。カフェの隣の建物の屋根を見てみると、大きな氷柱(つらら)が。
そして車を降りるとすごい雪。きっとこんな雪が降ったら東京なら電車が止まるんでしょうね…。カフェへ向かうだけでもたっぷりと雪の味を『ドクターマーチン』に覚えさせることができそうです。
カフェの中は暖かく、おいしい昼食を取ることができましたがここが豪雪地帯なのだと実感させられます。
猪苗代湖へ到着、本格的に雪道ウォーク
カフェで昼食を済ませた後、猪苗代湖へ。志田浜(しだはま)という場所へ到着しました。浜辺に人だかりができていましたが、どうやら白鳥がいるようです。
車を降りて白鳥を見に浜辺へ向かってみたいと思います。車の外気温計を見てみると、温度はマイナス1度。今の時間は昼の2時前なので、1日の中でも1番暖かい時間帯のはずですがやはり寒い。
車を降りて浜辺へ向かって散策しますが、『ドクターマーチン』が簡単に雪の中に沈んでしまいます。それでも白鳥を見ながら構わず散策を続けました。
しかし、30分も散策をすると耳と手が限界です。暖かいイヤーカフと手袋を用意してくるべきでした。
カメラを持つ手が震えて、うまく写真が撮れません。
たまらず車へ戻って近くの道の駅へ。日中に溶けた雪が夜に固まったのでしょう。路面はツルツルになっている場所もありましたが、『ドクターマーチン』がしっかりとグリップしてくれました。
豪雪地帯でドクターマーチンを履いてみた結果
猪苗代に着いてから散策をした時間はおよそ2時間半位。雪道を歩いて店に入り、そしてまた雪道を歩きを繰り返していましたが足が濡れる事はありませんでした。
靴に乗った雪が溶けると足に水が入ってきそうなものですがそんな事もありませんでした。また、凍った路面を歩く機会もありましたが、特に滑って怖い思いをする事はありませんでした。
当然注意して歩く必要はありますが、例えばレッドウィングのソールのような全く溝がないブーツと比較すれば天と地ほどのグリップ力でした。
『ドクターマーチン』のおかげで、総じて快適な散策を楽しむことができました。
まとめ:ドクターマーチンは雪道に強い。しかし、ブーツタイプを選びましょう
それでは結論です。『ドクターマーチン』は雪道に強い!
『ドクターマーチン』が半分埋まる位の雪道あっても、足が冷たくなる事はありませんでした。それから濡れた路面もへっちゃらでした。
これは私が東北の人間なので、雪道に慣れている影響もあるとは思いますが、それでも『ドクターマーチン』は滑りにくい靴だと思います。ただし、深雪の上を歩くときにはブーツタイプのドクターマーチンを選ぶこと。
今回の散策に同行した妻は何を血迷ったのかローファータイプのドクターマーチンました。滑ったりする事はなかったものの、履き口から雪が入ってしまったようです。
押し固められた雪の上を歩くのであれば問題ないでしょうが、ふかふかの雪の上を歩くときにはブーツタイプのドクターマーチンを履いてくるべきですね!!
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