果たして、最も 履きやすいドクターマーチンはどのモデルでしょうか?
ドクターマーチンを選ぶとき、避けて通れないのがどのモデルが履きやすいのかという点。

今回はドクターマーチン7足モデルを愛用中の筆者が個人の見解にはなりますが、どのモデルが履きやすいのかお話していきます。

これからドクターマーチンを買う方、一度は購入したけれど履き心地が気に入らなかったという方、必見です!
最も履きやすいドクターマーチンについて考える

今回は、「最も履きやすいドクターマーチン」について考えていきます。
ファッションアイテムとして、服と靴はどちらも重要ですが、決定的な違いがあります。例えば、洋服には「ビッグサイズ」というスタイルがあり、あえて大きめのサイズを着ることがトレンドになることがあります。しかし、靴の場合、そのようなスタイルはほとんど見られません。

この違いの大きな理由は、サイズの自由度にあります。洋服は多少サイズが合わなくても着こなすことができますが、靴は自分の足に合ったものを選ばなければなりません。見た目のバランスを重視できる洋服に対して、靴はどうしても実用性を重視せざるを得ないのです。
“履きやすい”には2つのベクトルがあるのではないか

そこで今回は、ドクターマーチンの「歩きやすいモデル」について考えてみます。ここで「歩きやすい」には、2つの異なる視点があることに気づきました。
「歩きやすい」という意味での“履きやすさ”
まずは、実際に歩きやすいという意味での履きやすさです。履きにくい靴は、足に大きなストレスを与え、靴擦れや転倒の原因にもなります。
身につけるものは、意外にも私たちのストレスに大きな影響を与えているそうです。普段あまり意識しないかもしれませんが、着心地の悪い服や履きづらい靴は、思っている以上にストレスを引き起こし、意思決定や日常生活に影響を与えることがあります。

「歩きやすいドクターマーチン」というのがひとつ目の視点です。
「合わせやすい」という意味での“履きやすさ”
もう一つの視点は、ファッションに合わせやすいという意味での履きやすさです。どんな服装にもなじみやすいシンプルなデザインのドクターマーチンは、コーディネートの幅を広げてくれます。
この2つの視点で考えると、「歩きやすさ」に優れたモデルと、「合わせやすさ」に優れたモデルがそれぞれ存在することがわかりました。ここからは、それぞれの特徴やおすすめのモデルについて紹介していきます。
2976 チェルシー:最も歩きやすいドクターマーチン

まず、最も歩きやすいドクターマーチンとして筆者がおすすめなのが、「2976 チェルシーブーツ」です。
このブーツは、靴紐ではなく履き口の両サイドに伸縮性のあるゴムが付いているのが特徴で、「チェルシーブーツ」とも呼ばれます。もともとはフォーマルな場面で履かれることが多かったため、洗練された印象を与えるデザインです。
モデル名 | 2976 チェルシー |
公式ストア価格 | 29,700円 |
最安値 | 22,275円 |

最安値は執筆当時のものです。下のリンクの「楽天市場で見る」ボタンから飛ぶことができます!
チェルシーブーツが歩きやすい理由

チェルシーブーツが歩きやすい最大の理由は、サイドゴア仕様である点です。
ゴムが伸縮するため、脱ぎ履きしやすいのはもちろん、しゃがんだときにも足に余計な負担がかかりません。長時間履いても疲れにくく、足への負担が少ない優れたブーツだと思います。

ちなみに、チェルシーブーツのゴムは履き込むことで多少伸びますが、フィット感が変わるほど伸びることはほとんどありません。私自身、3〜4年履いていますが、まだまだ愛用できそうです。

ちなみに靴の修理店でサイドゴアのゴムの交換も可能です!
チェルシーブーツの唯一の欠点

そんな履き心地の良いチェルシーブーツにも、唯一の弱点があります。それは「サイズ選びの難しさ」です。
サイドゴア仕様のため、靴紐のブーツのように調整することができず、自分の足に合ったサイズを選ばなければ快適に履くことができません。

チェルシーブーツを購入する際は、必ずサイズ選びに注意しましょう。
1461 3ホール:最もファッションに合わせやすいドクターマーチン

次に、最もファッションに合わせやすいドクターマーチンとしておすすめなのが、「1461 3ホール」です。
ドクターマーチンの3ホールは、ブランドのアイコンである「8ホールブーツ」のショートシューズバージョン。8ホールブーツの特徴をそのままに、シューズタイプにすることでオールシーズン履けるデザインになっています。
モデル名 | 1461 3ホール |
公式ストア価格 | 25,300円 |
最安値 | 18,975円 |

さすがに夏場にブーツは履きづらいですが、3ホールなら季節を問わず楽しめます!
3ホールがコーディネートに取り入れやすい理由

3ホールがコーデに取り入れやすい理由として、まず「ドクターマーチンらしさ」をすべて備えていることが挙げられます。
ドクターマーチンの特徴といえば、エアクッションソール、イエローステッチ、そしてシンプルなシルエット。これらを兼ね備えた定番アイテムだからこそ、時代やトレンドに左右されず長く愛用することができます。
- エアクッションソール
- イエローステッチ
- シンプルなシルエット

また、ブーツではないため季節を選ばず履けるうえ、どんなパンツとも相性が良いのも魅力。
スニーカーほどカジュアルではなく、一般的な革靴ほどフォーマルでもないため、幅広いファッションに馴染む万能な一足です。
1461 3ホールが合わない人と対策

ただし、3ホールは非常に人気が高いため、街中で履いている人と被りやすいという難点があります。
「他の人と同じアイテムを履くのはちょっと…」という方は、靴下でアクセントをつけたり、コラボモデルやモノトーンカラーの「1461 Mono」などを選ぶのもおすすめです。

被らない3ホールを探して、自分だけのスタイルを楽しむのもいいですね!
“履きやすい”ドクターマーチンの共通点

ここまで、「履きやすい」ドクターマーチンについて紹介してきましたが、これらのモデルには共通点があると感じています。
自分の足のサイズにぴったり合っていること

まず重要なのは、自分の足のサイズにぴったり合っていること。
ドクターマーチンは、革靴の中でもトップクラスの歩きやすさを誇ります。しかし、それはあくまで適切なサイズを選んでこそ発揮されるもの。サイズが大きすぎると足が泳いでしまい、小さすぎると圧迫感が出てしまいます。
紹介した「2976 チェルシーブーツ」も「1461 3ホール」も、自分の足に合ったサイズを選ぶことが、履き心地の良さを最大限に引き出すポイントです。
ある程度ドクターマーチンを履き込んでいること

次に、ある程度履き込んでいることも大切です。
履く頻度にもよりますが、3〜6ヶ月ほど履き込めば、革が足に馴染み、履き心地が大きく向上します。
革靴は履き込むことで、革が足や歩き方に合わせて少しずつ伸び、足裏のコルクも沈んで自分の足の形にフィットしていきます。こうなると、ドクターマーチン特有の快適さを実感でき、他の靴では物足りなくなるほどです。

購入したばかりの段階ではまだ硬さがありますが、履いていくうちにどんどん馴染んでいくので、革靴初心者の方もじっくり楽しみながら育てていってほしいと思います。
まとめ:【個人の見解】一番履きやすいドクターマーチンはどれ?迷えるあなたに

今回は、「一番履きやすいドクターマーチン」について、個人的な見解を述べてみました。
これからドクターマーチンを購入しようとしている初心者の方や、一度試してみたけれどしっくりこなかった方は、ぜひ今回の記事を参考に、自分に合うモデルを選んでみてください。
このブログでは、ドクターマーチンに関する記事を多数掲載しています。フローチャートを使って、あなたにぴったりのドクターマーチンが見つかるコンテンツもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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